こけし屋の歴史の1ページ

昭和52年のカルバドスの会のひとこま
右:2代目カルバドスの会会長故田辺茂一氏、左:司会林家きくぞう氏


中央線沿線の有名無名の文化人が集まってのカストリの常会「カルバドスの会」が
18日夜東京西荻窪駅前のこけし屋喫茶店で開かれた。
カストリ、ショウチュウを通じて沿線に散在する文士、評論家、芸能人
の親睦を温めようと新居格、石黒敬七氏ら発起人の月余の努力が実り
この夜集まったメンメンは新居格をはじめ
評論家の古谷綱武、ドイツ文学の高橋健二、仏文学の小松清、
作家では細田源吉、福田清人、上林暁に横尾泥海男、
元スペイン公使須磨弥吉郎氏など有名人のほかに
会社重役、商店主など無名?の”自称文化人”も
加わりその数ざっと40名、いずれもサケにかけてはその道の達人ぞろいだ。

昭和24年12月20日 東京日日新聞より
ー萩原茂著 「カルヴァドスの会」ついてより抜粋ー

当時からかわらぬ包装紙のロゴ